STEP3 着工~竣工引渡し

3-1工事説明会・工事着工前の準備

1)工事説明会の開催

着工前に、区分所有者様や居住者様への工事説明会を開催します。
これは、住みながら行う大規模修繕工事には不可欠なことで、工事を円滑に行うには、区分所有者様や居住者様の協力が必要になるからです。

工事の内容ですので、施工会社が説明する事項が多くなります。特に大切なのは、日常生活に影響を及ぼすような行為に対することや、安全な工事を実施していくことへの対策等に関する内容です。

2)工事着工前の準備

工事に関する直接的な準備を別にすると、着工式の開催、近隣挨拶、各戸専用使用のバルコニー内の片付け、工事車両受け入れや資材置場スペースの確保、子供などに対する安全対策の確認、防犯対策、工事専用掲示板の設置、工事に関する問合せや要望等を投函する工事用ポストの設置などがあります。

3-2着工・工事期間中

管理組合、パートナー、施工会社の3者の関係を、改めて整理しておきましょう。
工事期間中は、マンションの規模や工事内容によって相違はありますが、主に次のようなことを行います。

1)定例会議

管理組合・パートナー・施工会社3者が出席し、月に1回程度開催します。
会議の内容は、工程の確認や変更、施工状態のチェック、区分所有者様からの問合わせ・要望内容、設計変更の扱い方の協議、工事中の安全・防犯体制の確認などです。
協議内容は必ず議事録を作成します。

2)広報活動

工事中は、施工会社が居住者様へ随時広報活動を行います。
工事の進捗状況を随時広報することが大切です。特に、居住者様の生活に直接影響を及ぼす内容について事前にチラシの配付・工事専用掲示板に掲示等を行います。

3)中間検査

管理組合・パートナー・施工会社立会いで中間検査を実施し、指摘事項を記録に残し、指摘箇所の補修等、適正な処置をします。

4)設計変更と追加工事

大規模修繕工事は、その工事がはじまってみないと分からない要素が多くあります。
より良い工事を行うようにすればするほど、現場での変更はつきものになってきます。
このような設計変更部分については契約内容と異なるので、増額又は減額になる場合があります。その判断を管理組合として行う必要があります。

この設計変更で、管理組合と施工会社やパートナーとの間で問題が生じることがあります。
例えば、施工会社が管理組合へ過剰な追加工事を要求したり、反対に管理組合が施工会社に過剰なサービス工事を要求する場合があります。
このような問題を避けるためには、設計変更の内容を慎重に審議する事が必要です。

3-3竣工引渡し

工事の完了時点にも管理組合として行うことがあります。

1)竣工検査

工事完了後の最終的な検査を竣工検査といいます。これを、管理組合、パートナー、施工会社の3者で行い、不具合部分を発見したときには記録を残して確認し、後日、その部分を処理した後に再度確認します。

2)竣工図書の受取り

工事の内容を記録したものが竣工図書です。管理組合にとっては維持管理上重要な書類ですので、大切に保管してください。

竣工図書の主な内容は以下のとおりです。
A)パートナーとの契約書
B)施工会社との工事請負契約書
C)工事見積書(内訳書)
D)工事仕様書・施工計画書等
E)工事完了届
F)竣工引継書
(保証所・竣工図・工事清算書・工事監理報告書・材料リスト・アフターに関する書面等)
G)竣工写真・工事記録写真
H)広報資料(工事中のチラシ・掲示物等)

3)最終工事代金の審査、確認、支払い

工事費清算書を審査し、その内容を確認・承認して、最終的な支払いを行います。
追加工事や実費精算方式をとる場合には、契約金額と最終支払い金額は必ずしも一致しません。

4)工事完了の確認と通知

工事が完了したら、管理組合として正式にそのことを確認し、区分所有者様等に通知します。
工事の経緯等について、工事完了報告会を行うこともあります。

ヨコソー公式アカウント
お問い合わせ・資料請求はお気軽に!
  • 0120-34-5191
  • (平日9:00-17:00
お問い合わせはこちら