これまでシート目止め工程に使用する防水材の塗付工具は「鏝(コテ)」であり、腰を屈めなければ塗布施工することができませんでしたが、同工法は材料粘性を限界まで調整したことによって、レーキによる施工が可能となり、さらにシート目止め工程も当社ウレタン流し延べシステム「サラセーヌUNマシン」にて機械的に混合・攪拌し、施工面へ圧送することも可能となりましたので、作業者様の負荷低減も同時に実現しました。 「サラセーヌAV工法」のパンフレットPDFはこちらをご覧ください。
前回の「保証について1」の中でもありましたが、各種防水工法における、期待耐用年数と防水保証年数は決してイコールではありません。防水品質は一般的に材料品質、施工品質、現場条件、メンテナンス条件等の様々な要因が複合されて決定されます。そのため、一概に長期防水保証といえどもまだ課題が残されていることも確かです。
そのひとつは初期コストがどうしても高くなるという問題です。長期防水保証の多くは、責任施工(工事できる業者があらかじめ指定されている)、メーカーが指定した長期耐用工法での施工、メンテナンス条件が細かく規定されているなどの制約があり、初期に発生するコストが通常工法に比べて高くなる傾向があります。これは先にも述べた通り、現場の諸条件が複雑に絡むため、その諸条件をなるべくクリアーにするためにはこうした制約がどうしても必要になります。 長期防水保証(長期耐用工法)にはこの様なメリット(安心感)、デメリット(コスト高)がある事を認識した上で、従来工法との比較をし、その上でその建物に最適な防水工法を選定することが大切です。
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